神無月

黄金色の稲穂をみるとなんだか嬉しくなってきますね(o^^o)

さて、あっという間に１０月に入りました

旧暦の１０月のことで、現在では１１月頃になると言われています

全国の八百万（やおよろず）の神様が出雲大社（島根県出雲市）へ出向くので神様が不在の月といわれ、

反対に出雲の国（島根県）では『神在月』と言われています

「神無月」の無を″の″と解して『神の月』とする説もありますが、どちらも神々が集う大切な月という意味です

（ちなみに６月は水の在る月＝水無月）

ほかに、

雷がならない月＝「雷無月」かみなしづき

新穀でお酒を醸す月＝「醸成月」かみなしづき

という説もあるそうです

年に一度集まった神様たちは、人の運命や縁などを話し合います

そのため出雲大社は縁結びの総本山でもあります

また来年の天候、農作物や酒の出来なども話し合われているそう

※縁結びは恋愛だけでなく、良縁や人間関係などもあります

出雲大社の祭神は大国主大神（おおくにぬしのおおかみ）大地を象徴する神様です

大国主大神にはたくさんの子どもがいて、その子どもたちを全国各地において国を管理させました

そして子どもたちが年に一度出雲大社に集い、その年の報告や来年の相談をしました

やがて他の神様も一緒に集まるようになったと言われています

では、１０月に島根県以外に神様はいないのかというと

そんなことはなくて

全ての神様が出雲に出かけてしまうのではなく、留守番をしてくれている神様がいます

代表的なのが、「恵比寿神」

また「金毘羅神」、「竃神」、「道祖神」など

こうした留守神様を祭るために１０月に「恵比寿講」を行う地域もあります

出雲そばと神在餅

神在餅（じんざいもち）はぜんざいのこと

出雲弁がなまって、じんざいからぜんざいに変わっていったそう

またぜんざいは出雲が発祥の地なんだそうですよ

日本には本当にたくさんの神様がいて

ありとあらゆるところで見守ってくれています

神様が集う大切なときだからこそ

自分の住む地域を護ってくださっている氏神様は誰を祀っているのか

ほかにはどんな神様がいるのか知ってみるのも楽しいかもしれません

いまは古事記も読みやすく解説がついたものや、漫画にしたものなど馴染やすくなっています

※引き続き、

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