吉備真備公(改)


突然ですが
吉備真備(きびのまきび)公をご存知ですか?
現在の倉敷市真備町の由来となった
岡山が誇る偉人のひとりです


【吉備真備公について】
奈良時代の豪族の子で、若くして遣唐留学生に選ばれ阿部仲麻呂らとともに中国の都・長安に赴きました

唐に留まること19年の間
儒学、歴史学、政治学、経済学、法律学、数学、天文学、暦学、兵学、音楽など多方面にわたって学び、当時世界最高といわれたこれらの文物は真備の帰国によってわが国へもたらされ、日本の諸制度や文化の繁栄に貢献しました

また囲碁の請来やカタカナの発明も真備によると言われている

その後、遣唐副使として再度中国へ渡り
わが国へ初めて律宗を伝えた鑑真和上らとともに帰国しました

2度にわたって中国の文物をもたらした真備は奈良時代を通して国政の重鎮となり、正二位右大臣位階を授けられています


いまでも真備町には真備公のお墓や産湯の井戸琴引岩などゆかりの場所が残っています

実は仙人の隠れ家 極Gokuのある鴨方町にも真備公ゆかりの場所が残っています


「真止戸山神社」さん
「空幣稲荷」さん

鴨方がまだ海だったころ海難事故が多くみんなが困ったいた時、疫病が流行ったとき、
吉備真備公が創建したくださいました
そうして1,200年以上も前から今なお見守ってくださっています
国を想って、民を想って奔走された姿を想像すると頭が下がります

みなさんのまわりにもご家族をはじめ
いつも想ってくれている大きな力があること忘れないでください


ちなみに吉備真備公さまの命日は宝亀6年10月2日(西暦775年11月3日)といわれています

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